行事

除夜の鐘108の煩悩の意味は?起源や由来はいつから?

更新日:

出典:Pixabay

もうすぐ大晦日だな~1年早いよな、ところで除夜の鐘ってなんだ?
トラくん、いい質問だね!除夜の鐘と言えば108回つくけど確かにその意味や由来は知らない・・

意外と知らない方も多い除夜の鐘の由来を調べてみました。

除夜の鐘の由来や起源~いつからか?

除夜の鐘の音が聞こえてくると、今年も終わるという実感がしみじみと沸いてきますね。

除夜の鐘の「除」には古いものを捨てて新しいものを迎えるという意味があります。ですので、除夜とは大晦日の夜のことを指すのです。

実は、この除夜の鐘の由来や起源は詳しくわかっていません。いつからかということですが、960年~1279年頃の中国(宋)に起源があり、鎌倉時代の日本に伝わったという説が有力視されています。

鎌倉時代は武家の政治が始まった頃であると同時に、仏教が大きく進歩して新しい宗派がたくさん確立しました。新しい宗派は人々に寺の存在を知ってもらい、教えを広めていく必要があります。

その布教活動のひとつが除夜の鐘だったといわれています。仏教の考え方は厳しい修行を積むことで、自らの煩悩を払い、悟りを開くことが出来るというものです。

厳しい修行をしていない私たちでも心の乱れを払う力が除夜にはあるとされ、鐘の音には悩みや苦しみを断ち切る力が宿ると考えられています。そのため、新年を迎えるときに鐘をつくのです。

スポンサーリンク

除夜の鐘が108つの意味は?

除夜の鐘は年をまたいで108回つかれます。そのうち107回は大晦日に、残りの1回を新年につきます。

なぜ108回なのかの由来は諸説ありますが、煩悩の数を表すという説が一般的によく知られています。

それ以外に有力な説も含めて、3つの説を紹介します。

1 煩悩の数を表している

煩悩とは悩みや苦しみを生み出す心の汚れです。計算は次の通りです。

  • 人間には6つの器官があり、それらを六根と呼びます。

眼(げん)・耳(に)・鼻(び)・舌(ぜつ)・身(しん)・意(い)

  • この各器官には3つの心の状態が反映されると考えられています。

好(こう):気持ちいい 悪(あく):気持ち悪い 平(へい):どちらでもない

  • ②の3つの心の状態はそれぞれ2つに分類されます。

浄(じょう):きれい 染(せん):きたない

  • 仏教では人は転生を繰り返すという考え方があり、③までに出た煩悩が前世・今世・来世の3つの世に影響するとされます。
  • ~④までを掛け算すると、6×3×2×3=108となるのです。

2 1年間を表している

出典:Pixabay

1年間(12か月)を24に分けて名前をつけたものを二十四節気といいます。代表的なものでは春分、夏至、秋分、冬至などが挙げられます。

これらは馴染みが深いものではないでしょうか。そして、二十四節気を5日ごとに3つに分けたものが七十二候です。

各季節の細やかな気候の変化や動植物の様子が短い文で表されたものです。二十四節気と比べるとなかなか耳にする機会はないかもしれません。季節の移り変わりの兆しをきれいに表現しているので、関心のある方はぜひ調べてみてくださいね。

12か月+二十四節気(24)+七十二候(72)=108となるという説です。

ちなみに、「気候」ということばは、二十四節気と七十二候からきています。

3 四苦八苦を表している

4×9+8×9=108となりますので、四苦八苦を取り払うことを指す語呂合わせではないかとする説です。仏教の考え方では「苦」とは「思うようにならないこと」を意味します。四苦八苦とは次のような意味を持っています。

  • 四苦

「生・老・病・死」

  • 八苦:四苦に以下の4つを加えたものをいいます。

愛別離苦(あいべつりく):愛する者と別れること

怨憎会苦(おんぞうえく):憎む者と出会うこと

求不得苦(ぐふとくく):求めるものが得られないこと

五蘊盛苦(ごうんじょうく):肉体と精神が思うようにならないこと

まとめ

なんか難しいけどとりあえず良いお年を!
除夜の鐘の由来がわかると、その鐘の音も今までとは違って聞こえるかも?1度くらい除夜の鐘をついてみたいですね!

スポンサーリンク

-行事

Copyright© afanlife , 2018 All Rights Reserved.