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日本の元号の決め方は?いつから始まって誰が決めてるの?

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現在の天皇が「生前退位」の意向を示されてから、次の元号について話題になることが増えましたね。そもそも、この元号は誰がどのように決めているのか調べてみました。

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日本の元号とは?いつから?

元号とは特定の年代に年を単位としてつけられる称号のことです。過去には日本だけでなくベトナムや朝鮮などのアジアを中心とした国々でも用いられていました。

古くは王の即位から年数を数えていました。紀元前206年頃の中国(前漢)の武帝の時代に、一定の起算点を定めて年数を数える方式が使われ始めたといわれています。

それが次第に近隣の国々にも広まっていき、日本では飛鳥時代(592年~710年)に使われ始めたようです。最も古い日本の元号は大化の改新で有名な「大化」です。その後、長い歴史の中でたくさんの元号が生まれ、現在の平成に至っているのです。

元号のルール、基準は?

元号のルールを定めている法律は「元号法」というものです。

元号法

1 元号は、政令で定める。

2 元号は、皇位の継承があつた場合に限り改める。

附 則

1 この法律は、公布の日から施行する。

2 昭和の元号は、本則第一項の規定に基づき定められたものとする。

引用:http://law.e-gov.go.jp/

つまり、元号は皇位継承があった場合に新しい元号に変わるということです。天皇陛下が生前退位し皇太子に皇位を譲る場合も例外ではないのです.今のような天皇一代につき、元号ひとつという「一世一元の制」は明治以降に適用されてきました。

明治以前は、大震災が起きたり、おめでたい動物が見つかったりなど吉事凶事によって元号が変わることがあったようです。

ちなみに、元号を決めるにあたっては「漢字2字であること」「読み書きしやすいこと」「俗用されていないこと」などの基準があるといわれています。

「平成」の元号を決める際には、他の候補として修文(しゅうぶん)、正化(せいか)があったそうです。

平成が選ばれた理由は親しみやすいことと、国民の生活の利便性に考慮して前の元号(大正・明治・昭和)と頭文字のアルファベットが重ならないようにしたためだそうです。

元号を決める人は誰?

元号は先に紹介した元号法に基づいて決めます。つまり、簡単に言ってしまえば、政府が決めると言うことができます。

法律を見慣れている人は、法の内容がかなりざっくりしたシンプルなものという印象を受けるのではないでしょうか。

この法律は1979年に公布されていますが、1984年に修正された細かな以下の手順が公表されました。

1.漢文学や国文学関連の教授など有識者が候補を考案する。
2.内閣官房長官が選定し、閣議で協議する。
3.衆参両院議長の意見を聴く。
4.閣議決定

元号は一度決めたら、国民の評判が悪いからであるとか、実はよろしくない意味があるとわかったからといって、変更はそう簡単にできるものではありません。

したがって、非常に慎重に候補を出し、選定が必要なものだということは想像できると思います。法律に基づいて政府が決めるのが原則ですが、閣議のメンバーである総理大臣や国務大臣も元号のプロではないのが現実です。

ですので、漢文や国文学の専門家の力を借りるのです。あわせて、国民の意見を汲むため衆参両院の議長と協議をして決めています。

普段の生活に当たり前に存在している元号ですが、どのように決めているのかを考える機会はあまりないのではないでしょうか。

天皇陛下の生前退位が話題になっており元号に対する関心は以前より高まっているように思います。

天皇ひとりに一つの元号という考え方が今では当たり前ですが、実は元号が明治になったときに定まったルールだと知り、私自身も思っていたより新しい歴史であることに驚きました。

果たして、平成の次の元号が何になるのか楽しみですね!

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