季節

暮れなずむは季語?正しい意味と使い方は?

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「暮れなずむ」と聞くと、40代以上の方だと、続けて「町の~、ひか~りとかげの~中♪」とついつい歌ってしまう方も多いと思います。

トラ
なんか歌であったよな!
ひよこママ
そういえば・・海援隊の「贈る言葉」の歌詞に登場してくるね。

この歌によって私は「暮れなずむ」という言葉を知りました。卒業式などでよく歌われていることもあって、何となく寂しい気持ちになりますよね。

さて、そんな「暮れなずむ」とはいったいどういう意味なのでしょうか?そして季語なのでしょうか?

今回は、正しい使い方なども含めてご紹介したいと思います。

暮れなずむは季語?

トラ
ところで暮れなずむってなんだ?

卒業式によく歌われていることから、季語だったら「春?」と思う人もいるかと思います。

結果から言うと、暮れなずむは「春の季語」になります。

暮れなずむの正しい意味は?

トラ
で、どういう意味なんだ?
ひよこママ
「暮れなずむ」の意味を調べたよ!「日が暮れそうだけどなかなか暮れないこと」を言うんだって!

つまり、日暮れの時間が遅くなってきて、春の日足の長いことを表しています。

そもそも、「なずむ」というのは、漢字で「泥む」と書きます。

停滞する・行き悩む・こだわる・気にするなどの意味があり、物事がなかなか進まないこと、また、思うようにいかず悩むことなども表すようになったと言われています。

古くは万葉集にも登場し、現代小説にも出てきていますが、普段この言葉を使っている人は少ないのではないでしょうか?

さほど日常会話に登場するほど馴染みはないような気がします。

暮れなずむの使い方

トラ
で、実際「暮れなずむ」ってどういう風に使うんだ?
ひよこママ
小説の中からいくつか例文として紹介するよ

・吉川英治「忘れ残りの記」より引用:

「暮れなずむ佐倉の町を見下ろしながら、思わずそう呟いたことだった」

・多島斗志之「追憶列車」より引用:

「すこし風があり、境内の杉のこずえが暮れなずむ空を掻きまわしていた。」

・遠藤周作「ぐうらた愛情学」より引用:

「暮れなずむ丘の上から、港とその港を出ていく船を見下ろしながら~」

などなど、他の小説における引用部分を読んでいくと、「暮れなずむ空」や「暮れなずんだ公園」など、情景描写として用いられていることが分かりました。

そういうことから考えると、海援隊の「贈る言葉」に出てくる「暮れなずむ町の光と影の中」という歌詞はとても分かりやすく、背景が目に浮かぶような素敵な表現になっていますね。

トラ
1つ賢くなったぜ!早速使ってみたいな!
ひよこママ
3月の卒園・卒業シーズンの挨拶文を書くことがあったら、「暮れなずむ」の言葉を使ってみてくださいね

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